2008年01月11日
犬による猟銃誤発砲事件
今日は、青空も顔を出し、
比較的穏やかな気候でしたが、
空は、曇に覆われ、下り坂での様です。
天気予報では、これから雨が降るそうですが、
皆さんは、如何お過ごしですか?
っというわけで、昨日に続き、
飼い犬が関係した事件のお話です。
現地時間、1月5日、
米国テキサス州ヒューストンで、
狩猟に出掛けた46歳の男性が、
ピックアップトラックの荷台に置いてあった
自らの猟銃からの発砲により、
脚を撃たれ、死亡する事件があったと
チェンバーズ群保安官が明らかにしました。
その男性がガンを狩った後、
飼い犬のラブラドールレトリバーが待機する
ピックアップトラックの荷台に、
猟銃と獲物のガンを乗せたところ、
猟銃の上に愛犬が乗ってしまい
誤って猟銃の引き金が引かれたのが
発砲の原因と考えられている様です。
なお、現場検証の結果、
その猟銃には、
飼い犬の足跡が残っていたそうで、
被弾した男性は、
事故後、病院に搬送さましたが、
残念ながら、失血死したそうです。
担当保安官が、
「自分が職についてからの20年間で最も珍しい事故だ」と語った様に、
悪事情ではない諸々の状況が重なり、
結果、悪状況を招いたという、不幸な事件だと思います。
しかし、猟銃を使用することが出来ない犬であっても、
予測出来ない結果を招くということを常に考え、
猟銃の扱いに最善の注意を払わなくてはいけないと思います。
昨年、我が国に於いても、
猟銃により、幼い兄弟が被害に遭う事件がありました。
父親が所有する猟銃の弾倉に、
弾が残っていることを知らず、
兄が引き金を引いたところ発砲し、
不幸にも弟に被弾し、
その後、亡くなるという、
何とも不幸でいたたまれない事件でした。
この事件も、猟銃の所有者である兄弟の父親が、
幼き兄弟の目前にある猟銃をそのままにして、
隣室へ移動したということと
弾倉に弾が残っているかどうかの確認を怠ったという
するべき当たり前の行為を怠ったばかりに、
それが、この事件の引き金になってしまったものでした。
どちらの事件も、一つ一つの事柄としては、
小さな誤りだったかも知れませんが、
それらが重なり合うと、
大きな誤り、
すなわち不幸をもたらすということを忘れてはなりません。
我々も、日常生活に於ける諸々の当たり前の決まり事を軽視せず、
一つ一つを大切にする心を忘れてはならないと思います。
「こんな事件!ヤダヤダっ!」(首を振っています)