2007年10月05日
ピロリ菌除去治療成果診断 〜尿素呼気試験検査〜
今日は、清々しい天気でした。
爽やかな風が吹く日中でしたが、
夕方からは、
肌寒さを感じる陽気でした。
皆さんは、如何お過ごしでしたか?
っというわけで、今日は、
ピロリ菌除去治療の成功診断検査でした。
先々月末から先月上旬に掛けて、
抗生物質の内服による
ピロリ菌除去治療を行いました。
その治療成果検査は、
内服治療終了4週間後です。
今日が、その検査日でしたので、
「尿素呼気試験」を受検しました。
「尿素呼気試験」は、
呼気を専用パックに呼気を吹き込んで、
貯められた呼気を調べる簡単な検査方法です。
これは、ピロリ菌の持つウレアーゼ活性を利用した方法で、
この酵素は、尿素を二酸化炭素とアンモニアに分解します。
その特性を逆利用し、
呼気に含まれる二酸化炭素の量で、
ピロリ菌の存在を確認するという検査です。
検査方法は、
まず、呼気を専用パックに採取します。
口内を洗浄剤にて濯いだ後、
試薬となる尿素製剤を飲み、
ベットにて、左側を下に5分間、
寝ながら安静を取ります。
その後、起き上がり、
15分間、座りながら安静を取ります。
そして、もう一度、呼気を専用パックに採取します。
これで、検査完了です。
時間にして、30分も掛からず、苦痛も伴いません。
検査結果は、
採取した二種類の呼気の中に含まれる
二酸化炭素量の比較により、判定します。
この「尿素呼気検査」は、
ピロリ菌除去治療判定に、
最も多く用いられる方法だそうです。
検査期間は、概ね3日程だそうですが。
連休を挟み、出張も控えているので、
結果は、一週間後に、来院して伺う予定です。
「パパ!これは、どういうこと.....?」
(注)パパが、犬君の目の前に、あり得ない物を置きました.....。