2007年12月10日
PSA検査 〜前立腺腫瘍マーカー〜
今日は、青空が広がる
気温は低いものの、
風が無く穏やかな一日でした。
街の木々は、冬模様ですが.....。
皆さんは、如何お過ごしでしたか?
っというわけで、今日は、
先日、インフルエンザ予防接種を受けた際、
同時に採血頂いた検査結果を伺って来ました。
その検査は、
前立腺癌や前立腺肥大症のスクーリング検査で、
PSA(前立腺特異抗原)検査というものです。
PSAは、
前立腺に特異的なタンパク質の一種で、
健常体の時にも血液中に存在していますが、
前立腺癌等が発生すると、
大量のPSAが血液中に流れ出るため、
腫瘍マーカーとして用いられます。
今回、このPSA検査を受検したのは、
クッシング病(下垂体腫瘍切除手術)後、
排尿に関する部分に不安を感じていたからです。
再度尿意を催す回数が増え、
残尿感を持つこともしばしばあったからです。
また、病後の体力回復により、
何れ改善されると思っておりましたが、
下垂体切除の影響によるホルモンのアンバランスに加え
やはり、加齢という要素が、影響していると考えていました。
そんな中、新聞広告に、
前立腺に関する病のことが載っており、
症状も、非常に似通っていましたので、
今回、疑いを解消するため、
思い切って受検したということです。
結果は、基準値以内で、
問題がないと主治医のお墨付きを頂きましたが、
トイレが近くなったという点は、
膀胱の緊張状態に関連すると診断頂きました。
やはり、ホルモンのバランスが、
身体に、様々な影響を及ぼしているのだと感じさせられました。
クッシング病中に出現していた症状が、
腫瘍切除後、全く治まってしまったという
嬉しい改善もありましたが、
今回の症状の様に、
逆の場合もありますので、
改めて、病気の後遺症は、
恐ろしいと感じる次第です。
「おいらも前立腺肥大症で手術受けたからね.....。」