2007年08月10日
昔風味の小城羊羹 〜村岡屋〜
今日の名古屋は、この夏最高の暑さで、
最高気温が、37.2℃もあったそうです。
そういえば、犬君も、
朝の散歩の時、日陰で休むこともしばしば。
でも、夜の散歩では、
風が吹き、涼しさも感じられました。
皆さんは、如何お過ごしでしたか?
っというわけで、今日、ご紹介させて頂くのは、
昨日の記事にも登場した友人からお土産で頂いた、
佐賀県佐賀市にある「菓子処 村岡屋」の
「昔風味の小城羊羹」です。
江戸時代、長崎の出島に、
南蛮船から砂糖が伝わりました。
長崎から小倉への長崎街道は、シュガーロードとも呼ばれ、
その恩恵に授かり、佐賀にも菓子文化が生まれ栄えたそうです。
江戸の将軍への献上物品も多くあったそうです。
また余談ですが、
江崎グリコや森永製菓の創業者も佐賀県の出身者だそうです。
この小城羊羹は、
明治時代、小城(おぎ)で、
砂糖・寒天・餡を練り固めて作られた羊羹だそうで、
鉄道を用い販路を広げるため、
地名の小城を冠にし、商標としたそうです。
元々、羊羹とは、
紀元前、中国で愛好された羊肉の羮のことで、
鎌倉〜室町時代に伝わったそうです。
羮は、”あつもの”と読む様に、
熱物の意味があり、
野菜や肉などを入れて作った熱い吸物を指します。
羊羹の表面は、白い砂糖で覆われ堅くなっています。
食した感想ですが、
美味しいのですが、とっても甘いです。
まさに、砂糖の味です。
それが、また、懐かしさを感じさせてもくれます。
でも、パパには、ちと甘すぎたかなぁ.....。