2007年08月28日

犬の尿害? 〜道路標識・反射鏡支柱腐食事故〜


今日の空は、曇り模様ということで、曇り
幾分か過ごし易い、日中でした。顔1
今晩の皆既月食は、
思ったより天候が良好なので、
期待はしましたが、やはり.....。
皆さんは、如何お過ごしでしたか?

っというわけで、今日の記事は、
久しぶりに、社会問題を取り上げてみました。
ニュースで報道されていますので、
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
犬の尿が関連した事故です。イヌ

事故内容は、ピカーン
今年の2月3日、神奈川県川崎市中原区で、
道路の行き止まりに対する自動車進入防止の車止めと
市道に設置されたカーブミラーの支柱とを繋いだ鎖に、
現場付近で遊んでいた小学5年生の女児の友人が腰掛けたところ、
カーブミラーの支柱が根本から折れ、
女児の頭部を直撃し、7針縫う怪我を負い、
市は、慰謝料等として、女児に約9万4,000円を支払ったそうで、
カーブミラー支柱の腐食原因は、犬の尿としているということでした。

確かに、散歩をすると、
道路標識類や電信柱等や建築物は勿論、
道路の車道や歩道までにも放尿した痕があり、
放置されていることが、多々見受けられます。
糞等の放置も同じようにあります。
無責任な行為をする飼い主が、多いのは確かです。カチン2

パパも犬の飼い主として、
不快に思うと同時に、怒りも憶えます。顔9
犬の習性として、排尿場所の臭いを嗅ぎ、
時には舐め、身体を擦り付けたりもします。
そういった犬の行為により、
何らかの病気に感染する可能性が高くなります。
特に、現在は、犬の飼育形態が屋内化し、
俗に言う部屋飼いの犬が増加していますので、
我々、人間に、病気が感染する可能性も高くなってきている訳です。
それを防ぐためにも、飼い主は、
自らのペットの糞尿処理を怠ってはならないと考えます。

我が家では、基本的に、
自宅敷地内排便・排尿を犬君に推進しています。
しかし、犬の習性として、
自らのテリトリー以外での行為を好む傾向にあるので、
散歩時には、尿を流す水をペットボトルに入れて持参し、
また、便を地面に付かぬ様、紙やビニール袋等で受けています。
パパは、犬が排尿を好む場所には、
犬君を近付けない様に注意をしています。パー

以前、犬君が散歩中、石垣に排尿しました。
その後、パパが、ペットボトルで水を掛けていたら、
その行為を見ていた方が、
「みんな、そんなことしないよ!させっぱなしだよ!」と。
パパは、「水掛は当然のことだし、やらなければ.....。」と言いましたが、
「皆、やらないのだから、やらなくてもいいのに!」とも。
皆が、常識を持たなくなってしまったら、
我が国は、それこそ、美しさを無くすとパパは思います。矢印2

こんなこともありました。
ある日、小さな女の子が、
wifeのペットボトルの水掛行為を見ており、
後に会った時、立派だと褒めてくれたことがあったそうです。
きっと、その女の子は、親御さんから、
立派な躾を受けているのでしょうが、
裏を返せば、その女の子は、
犬の排尿処理をしない大人を見たことがあるのでしょう。顔7

話が、逸れて来ましたが、
今回の事件のある重要な疑問に辿り着きます。
市道に設置されたカーブミラーの支柱が、
腐食進行するまで放置されていたという事実です。
市道ということで、行政管理下にあるはずです。
にも係わらず、発生した今回の事故。
設置物の管理・点検は、どのようなレベルで行われていたのでしょう。
また、支柱が、そういった状況で腐食することを踏まえ、
材質や塗装等も考える必要があったのではないでしょうか。顔9

一昔前の様に、街中を自由に徘徊する犬は、
現在では、皆無と言って良い程の管理状況です。
もし、今回の原因が、犬の尿だとすると、
犬の飼い主の、排尿処理の有無が問題となります。
今回もまた、犬の飼い主のモラルが問われる事故でした。矢印2

それにしても、犬の尿だけで、金属腐食を起こすでしょうか?
人間であれ、猫であれ、そこへ尿をする可能性もあるし、
現在、深刻な被害を及ぼすという酸性雨の問題もあります。
また、そのカーブミラーの支柱自体が、
それら以外の外的被害を受けていた可能性もあります。
問題は、支柱の管理点検を怠らずに実行していたのかという点です。
実行していれば、今回の様な事故を招く筈はないと思います。
どちらにせよ、管理責任逃れをしているとしか考えられません。パンチ

以前、大阪でも同様な事故があったそうで、
強風で煽られた道路標識が倒れ、
近くにいた女児の頭部に当たり、怪我をしたそうです。
今回同様、この時、原因とされたのが、犬の尿だったそうです。
この時も、管理点検の問題を問うのではなく、
犬の尿を原因としています。
何故、管理責任を問わないのか不思議です。顔9

本来は、事故に関して、
あらゆる可能性を考え、対処しなくてはなりません。
また、責任を擦り合うのではなく、
負うことを考えなくてはなりません。
さもなくば、同様な事故が、
更に発生する可能性があります。
事故の教訓を生かしてこそ、
より良い社会、そして、美しい国への一歩となるとパパは考えます。キラキラ2

最後になりましたが、今回の事故により、
不幸にも怪我を負った女児達の傷は勿論のこと
心の傷が癒えることを願って止みません。☆


「おいらが臭い付けしても、全部水で流されちゃうんだよなぁ.....。」汗・涙1
  

Posted by bigsexy at 21:45Comments(6)TrackBack(0)