2007年06月18日
或る日の出来事2
今朝の犬君との散歩は、雨の中でした。
やっと、梅雨らしい天候かと思いきや、
雨は上がってしまいました。
この先の水不足が心配です。
皆さんは、如何お過ごしでしたか?
「パパとママは、おいらにレインコートを着せては、笑い転げるんだよ!」
っというわけで、今日は、
犬君の或る日の出来事です。
先日の朝、パパの両足の捻挫も良くなり、
久しぶりに犬君と散歩をすることになりました。
朝晩の散歩を、wifeが一週間程続けていましたので、
犬君は、散歩に連れて行ってくれないパパより、
散歩に連れて行ってくれるwifeの言うことを聞くようになってきていました。
パパが、リードを握り、敷地外へ一歩踏み出したとたん、
思いっきりダッシュを仕掛けてきました。
パパが、リードを強く引き、
「ツケ!」の号令をかけると、
今度は、飛び跳ねてクルクル回り出しました。
「コラ!」の号令をかけながら、
さらに強くリードを引きと、
渋々その場にオスワリのポーズ.....。
続けて「フセ!」の号令をかけると、
素直に従い、やっと落ち着いたようでした。
少し歩き始めると、
足を痛そうに歩くパパを尻目に、
早足で、パパの足先より前へ行こうと小走りの犬君.....。
先程と同様に、「ツケ!」「スワレ!」「フセ!」と号令をかけると、
伏せる犬君の正面にある垣根の向こうに、人影が.....。
ふと目をやると、
ゴールデン・レトリバーを座らせ、
う○この始末をする飼い主さんの姿が.....。
犬君と遭遇すると面倒になるかも知れないと思い、
「タテ!」「イクゾ!」と号令をかけると、
そのゴールデン・レトリバーも立ち上がり、尻尾を振っています。
あまり、気にも留めず、そのまま犬君と歩き出しました。
数十メートル程進むと、
後ろからバタバタと走る靴音が聞こえてきました。
振り返ると、先程のゴールデン・レトリバーと飼い主さん。
その飼い主さんは、初老の男性で、明らかに息切れを起こしていました。
その方が、先を急いでいると思ったパパは、
犬君をその場に留まらせ、先に行って頂こうと道を譲ることにしました。
「スワレ!」「フセ!」と号令をかけました.....。
すると、ゴールデン・レトリバーも同じ姿勢で尻尾ビンビン状態に.....。
もしかして.....。
「タテ!」と号令をかけると、
二匹とも立ち上がりました。
そう、ゴールデン・レトリバーは、
パパの号令に反応している様なのです。
飼い主の方が、
「どうした○○(犬の名前)!行くぞ!」
と言っても固まったまま.....。
でも、尻尾フリフリ状態です。
パパが、「イケ!」と言うと、
やっと重い腰を上げ、名残惜しそうに歩き始めました。
飼い主の方が、先を歩きリードを引きますが、
後ろにいるパパの方を振り返りながら、トボトボと歩いています。
犬君もリードを引っ張り、ゴールデン・レトリバーと絡みたがるので、
「マテ!」の号令をかけ、距離を置くことにしました。
すると、離れた所にいるゴールデン・レトリバーも立ち止まっています。
飼い主の方が、「○○!どうした!?」と問いかけています。
ここで、悪戯心が沸いてきたパパは、
少し大きめな声で、強めに号令をかけました。
「スワレ!」
思った通りでした!
ゴールデン・レトリバーは、その場で座っています。
飼い主の方が、リードを引いても、ピクリともしません。
そして、「タテ!」「コイ!」と続けて号令をかけると、
犬君は、いつもの定位置であるパパの左側後方に.....。
そう、散歩道の先にいるゴールデン・レトリバーはというと.....。
勿論、パパに向かって走って来ようと、
飼い主の方の制止も聞かず、リードを引っ張っています。
このままでは、飼い主の方が気の毒ですので、
「ダメ!」と号令をかけたら、
渋々、飼い主の方のリードに引かれ、
名残惜しそうに、交差点を曲がって行きました。
パパの命令が判るゴールデン・レトリバーは、
何故、飼い主の方の号令に反応しないのか謎です.....。