2007年01月15日
去勢手術3
パパに肉球パンチを仕掛け受け止められ捕まった犬君
ここの所、過ごしやすい穏やかな天候が続いていますね。
今日などは、春の訪れを感じる程の陽気でした。
皆さんは、如何お過ごしでしたか?
っというわけで、その後の犬君ということです。
もともとパパは、犬君の去勢には乗り気ではありませんでした。
確かに元気一杯で、散歩の時など、リードを握る人を渾身の力でリードしますし、
他の犬に遭遇した場合も、相手と視線が合えば、吠え始めます。
でも、それは、パパ以外の人がリードを握る場合でした。
パパが握る場合は、引っ張れば引っ張り返され、吠え始めれば、反省させられ、
パパには、絶対服従状態でしたから.....。
でも、パパが気を引き締めていないと、
犬君は、四六時中天下取りを企てていますがね。
パパの帰宅が遅いときは、主にwifeが犬君の散歩をさせるのですが、
犬君の愛情溢れる渾身の引っ張り攻撃に、wifeの身体は悲鳴を上げている状態で、
特に、他の犬との遭遇には、どうすることもできない程興奮し、暴れて困るそうです。
パパがいる場合でもも、過去に動物病院で暴れたことがありましたから、
やはり、去勢すれば大人しくなるだろうと獣医さんのお話もあり、
bigsexy家も家族会議をもって決定致しました。
実は、もう一つの要因がありまして、これは犬君の生命をも脅かさんとするものでした。
それは、排尿異常でした。
犬君が、出家先から出戻ったのは、昨年10月下旬。
それから一ヶ月程、毎日、朝夕の導尿に、獣医院に通いました。
パパやママも忙しかったけど、犬君は辛くて痛かったと思います。
でも、嫌がらず、毎日、通院したのは立派でした。
もともと出家中から排尿異常があったのですが、
出家する前は、そんなことはありませんでした。
排尿異常が始まったのは、犬君が受けたある手術後からでした。
何が理由でどんな手術を受けたのかは、
お手数ですが、1月7日のBlog記事「雪の日の散歩」をお読み下さいませ。
あんなこんながございまして、
犬君自身は不本意だとは思いますが、去勢手術を受けることとなったわけです。
手術を受ける犬君自身の苦痛や恐怖感を考えれば、小さなことかも知れませんが、
パパやママも犬君を去勢させることに対し、
罪悪感や期待感が入り交じった、複雑な辛い心境でした.....。
特に、犬君のベビーを夢いていたパパのショックは大きいものでした。
犬君の辛さに比べれば対したことはないかも知れませんが.....。
何れお話しするつもりでおりますが、
ある意味パパの命の恩人でもある犬君に対する思いは、格別のものがありました。
血統もしっかりしていましたし、相手さえ見つかればと思っていました。
そんな犬君にも、実は許嫁がいたのです。
出家先に立派な家を建てて貰った犬君は、
その家の窓から外の景色を眺めるのが日課でした。
そんなある日、とあるご夫妻が、犬君のことを大変気に入って下さり、
その上、わざわざ犬君と同種同色の
美しいチョコレート色のラブラドールレトリバーを飼われたそうです。
そう、犬君のお嫁さんになる筈でした。
でも、運命の悪戯というのでしょうか、
訳あって、急遽、出家先から犬君がで戻ることとなった頃、
あまりのお転婆振りに、彼女の飼い主の方は、彼女を去勢してしまったそうです。
何だか映画のようにドラマティックなお話で、
パパも犬君カップルのことを思うと胸が痛み涙が.....。
パパの病気が原因でパパと出会い、
パパの病気の悪化で出家させられていた犬君ですが、
パパの病気のほぼ全快により、再びbigsexy家へ戻って来たのは、
やはり、パパと犬君は、赤い運命の糸で結ばれていたのでしょう.....。
これからは、パパ達と楽しく暮らそうね!
でも、いけないことしたときは....だよ!