2007年02月25日
鯣飯 〜ユニフレーム ダッチオーブン〜
今日は、昨日よりは幾分寒さは和らぎましたが、
青空ではなく、曇り空でした。
皆さんは、如何お過ごしでしたか?
っというわけで、今日は、「鯣飯」のご紹介です。
この「鯣飯」、実は、パパの簡単創作料理なのです。(←自分ではそう思っている!)
bigsexy家の面々には、非常に評判が良いのですが、
まだ、友人などには、食べさせたことがありませんでした。
でも、前回のダッチオーブン料理の「鮹飯」の評判が良かったのと、
Blog仲間のちょこレピさんのご期待に沿うべく、
今回、初公開することを決意致しました。
この「鯣飯」を考え出した背景には、
我が家の冷蔵庫に眠る大量の鯣の存在でした。
パパは、子供の頃から鯣が大好きで、
母方の祖母が、よく買って来て食べさせてくれました。
それは、未だ変わらず、我が家の訪問時には、よく持参してくれます。
でも、クッシング病のため数年前から体調を崩していたパパは、
胃潰瘍も患い、消化の悪いものを受け付けられなかったので、
折角貰った鯣も、冷蔵室ではなく、冷凍庫で保管していました。
その後、体調が回復した頃には、
食べきれない程の鯣が冷凍庫に貯まっていました。
鯣を只炙って食べるだけでは、飽きてきてしまうので、
何とか、それを使った料理は出来ないかと考えた結果、
この「鯣飯」を思い付いた次第です。
今回は、4合分の「鯣飯」を炊きました。
作り方は、至って簡単です!
鯣一枚を、足二等分、身二等分の計四等分にします。
ボールに、2カップの水と2カップの酒を入れ、醤油大さじ2杯加えます。
そこに、切った鯣を浸し、冷蔵庫で半日程浸します。
鯣を浸ける時間を増やせば、柔らかさも増しますが、
鯣は本来食感も味わうものなので、半日程度が良いと思います。
その後、鯣を一旦取り出し、骨を取ります。
そして、鯣を適当な大きさに切ります。
後は、お米に、切った鯣を入れ、浸し汁で炊きます。
これでおしまい。
出来上がりは、お酒の香りと鯣の香りで、きっと食欲がそそられることでしょう!
”大人の炊き込みご飯”という感じですが、我が家の子供達も大好きです。
お酒とみずの分量比も、1:1でご紹介致しましたが、
お酒好きなら、酒100%でやってみても良いでしょう!
パパもそれで炊いたことありますが、お酒の香りが良く、大変美味しかったです!
でも、子供達の顔は、ほんのり桜色でしたが、
しっかりとお代わりをしましたので、親譲りですね!
先日ご紹介させて頂いた「鬼饅頭」に続き、
この「鯣飯」も、ばぁちゃんの味ということになりましょうか。
因みに、鯣をくれる祖母は、唯一健在するパパの祖父母の一人です。
最近は、鯣を持ってきてくれなくなったなぁ.....。
でも、達者だから良いっか!
簡単ですので、お試しあれ!