2007年02月19日
再会
今日は、清々しい良い天気でしたね。
先日の雨で、暖かさが寒さに逆戻りした感じがありましたが、
暖かな日差しが降り注いでいました。
皆さんは、如何お過ごしでしたか?
っというわけで、先日、犬君に、突然の訪問者がありました。
今日は、そのお話をさせて頂こうと思います。
犬君は、このBlogでも紹介させて頂いているように、
元々、パパと一緒に、bigsexy家の一員として暮らしていました。
でも、パパの病状の悪化・入院・手術・療養と続く中、
犬君への満足な飼育が困難となり、
散歩へ連れて行くことさえ叶わなくなりかけていました。
でも、パパの入院中、何とかwife一人で頑張ってくれていました。
そんな中、wifeから、犬君を一時、親類に預ける提案を受けました。
勿論、そんな提案は、快諾できるものではありませんでしたが、
wifeの負担を考えると仕方がないということは理解できていました。
何故なら、歩行することさえ困難で車椅子のお世話になっているパパに、
退院後、果たして犬君の相手が出来るのだろうか.....?と。
入院中、ずっと考えていましたが、
脳下垂体に腫瘍があることが判明したのを機に、この件を承諾しました。
パパと同様、wifeも犬君との別れが心の底から辛かったらしく、
病室で、二人して涙を流しました。
そんな経緯があり、3年が経過しました。
犬君を一時預かりというお話でしたが、
先方も犬君に対し、深い愛情を持って育てて下さっておりましたので、
このまま、ずっと、犬君を預けることにしようか.....、
っという話をした矢先、
先方のご主人が、突然倒れられ、長期入院されることになりました。
奥様は、当然、ご主人様に付き添われますので、
犬君は、一人ぼっちになってしまいます。
そこで、今度は、パパがwifeに犬君を引き取ることを提案しました。
wifeは、パパの体力を心配しましたが、
逆に、犬君の相手が、体力作りになると説得しました。
「パパがそう考えるのなら.....」
と、犬君のことが大好きなwifeも二つ返事で承諾してくれました。
こうして、数ヶ月が経った先日、
昼食後、インターホンが鳴りました。
wifeが、インターホンのモニター画面を見ましたが、誰も写っていません。
「誰だろう.....?」
外で番をしている犬君の動きも無いようです。
wifeが、恐る恐る玄関の扉を開け、外を覗いてみると.....。
そうです、先日退院された犬君の出家先のご主人が、
犬君に会いに来てくれたのです。
久しぶりの再会で、元気な犬君の姿を見て、
溢れる涙を手で拭い、言葉にならないご主人様.....。
あまりに突然のことで、尻尾を振ることさえ忘れてしまった犬君.....。
っというより、ずっと心配していたのでしょう。
そう言えば、パパの入退院の時も、キョトンっとした顔をしていました。
でも、犬君に対し、
「行って来るよ!」「帰ってきたよ!」と声を掛けていましたので、
パパの状況を理解してくれていただろうと思もっています。
しかし、今回の場合、
ご主人が、出勤後、そのまま職場で倒れられ入院されたので、
「どこへ行ちゃったんだろう?何で帰ってこないの?」
という思いがずっとあったのだと思います。
だから、お互い言葉(犬君にとっては尻尾フリフリ)にならなかったのでしょう。
ご主人様を家の中に通し、珈琲豆を挽いていると、
何やら、犬君が、物凄い勢いと強さで、
我が家の外壁を尻尾で叩くではありませんか!
もしや、っと思い、外に出ると、
遅れて到着された奥様が、やっぱり犬君の前に立っていらっしゃいました。
一緒に外に出てこられたご主人様も合流すると、
犬君の尻尾は、まるでプロペラのようにクルクル回り、
喜びのあまり、今にも空へ飛び立つかのような勢いでした。
パパとの再会の時もしかり、
今回の再会もしかり、
犬君は、皆のことをしっかりと心に刻んで憶えていたのでした.....。
「今まで、どこ行っとったの?」
先日の雨で、暖かさが寒さに逆戻りした感じがありましたが、
暖かな日差しが降り注いでいました。
皆さんは、如何お過ごしでしたか?
っというわけで、先日、犬君に、突然の訪問者がありました。
今日は、そのお話をさせて頂こうと思います。
犬君は、このBlogでも紹介させて頂いているように、
元々、パパと一緒に、bigsexy家の一員として暮らしていました。
でも、パパの病状の悪化・入院・手術・療養と続く中、
犬君への満足な飼育が困難となり、
散歩へ連れて行くことさえ叶わなくなりかけていました。
でも、パパの入院中、何とかwife一人で頑張ってくれていました。
そんな中、wifeから、犬君を一時、親類に預ける提案を受けました。
勿論、そんな提案は、快諾できるものではありませんでしたが、
wifeの負担を考えると仕方がないということは理解できていました。
何故なら、歩行することさえ困難で車椅子のお世話になっているパパに、
退院後、果たして犬君の相手が出来るのだろうか.....?と。
入院中、ずっと考えていましたが、
脳下垂体に腫瘍があることが判明したのを機に、この件を承諾しました。
パパと同様、wifeも犬君との別れが心の底から辛かったらしく、
病室で、二人して涙を流しました。
そんな経緯があり、3年が経過しました。
犬君を一時預かりというお話でしたが、
先方も犬君に対し、深い愛情を持って育てて下さっておりましたので、
このまま、ずっと、犬君を預けることにしようか.....、
っという話をした矢先、
先方のご主人が、突然倒れられ、長期入院されることになりました。
奥様は、当然、ご主人様に付き添われますので、
犬君は、一人ぼっちになってしまいます。
そこで、今度は、パパがwifeに犬君を引き取ることを提案しました。
wifeは、パパの体力を心配しましたが、
逆に、犬君の相手が、体力作りになると説得しました。
「パパがそう考えるのなら.....」
と、犬君のことが大好きなwifeも二つ返事で承諾してくれました。
こうして、数ヶ月が経った先日、
昼食後、インターホンが鳴りました。
wifeが、インターホンのモニター画面を見ましたが、誰も写っていません。
「誰だろう.....?」
外で番をしている犬君の動きも無いようです。
wifeが、恐る恐る玄関の扉を開け、外を覗いてみると.....。
そうです、先日退院された犬君の出家先のご主人が、
犬君に会いに来てくれたのです。
久しぶりの再会で、元気な犬君の姿を見て、
溢れる涙を手で拭い、言葉にならないご主人様.....。
あまりに突然のことで、尻尾を振ることさえ忘れてしまった犬君.....。
っというより、ずっと心配していたのでしょう。
そう言えば、パパの入退院の時も、キョトンっとした顔をしていました。
でも、犬君に対し、
「行って来るよ!」「帰ってきたよ!」と声を掛けていましたので、
パパの状況を理解してくれていただろうと思もっています。
しかし、今回の場合、
ご主人が、出勤後、そのまま職場で倒れられ入院されたので、
「どこへ行ちゃったんだろう?何で帰ってこないの?」
という思いがずっとあったのだと思います。
だから、お互い言葉(犬君にとっては尻尾フリフリ)にならなかったのでしょう。
ご主人様を家の中に通し、珈琲豆を挽いていると、
何やら、犬君が、物凄い勢いと強さで、
我が家の外壁を尻尾で叩くではありませんか!
もしや、っと思い、外に出ると、
遅れて到着された奥様が、やっぱり犬君の前に立っていらっしゃいました。
一緒に外に出てこられたご主人様も合流すると、
犬君の尻尾は、まるでプロペラのようにクルクル回り、
喜びのあまり、今にも空へ飛び立つかのような勢いでした。
パパとの再会の時もしかり、
今回の再会もしかり、
犬君は、皆のことをしっかりと心に刻んで憶えていたのでした.....。
「今まで、どこ行っとったの?」