2007年02月05日

教育入院 〜出発〜

今日も清々しい朝でしたが、まだまだ冷え込みは和らぎませんね。晴れ
でも、暖かさは日に日に増し、春を感じさせます。
梅の木の蕾も、ぽつぽつと咲き始める今日この頃です.....。
皆さんは、如何お過ごしですか?

っというわけで、このカテゴリの記事更新は、一週間振りとなりました。顔3
パパが、某大学病院へ入院する前後からのお話です。

入院名目は、糖尿病の教育入院ということで、期間は、二週間ということでしたが、
パパは、必ず本当の病因を究明してもらいたい気持ちで一杯でした。
その本当の病の治療に専念するため、職場には、一年間の休職を申し出ました。
収入の問題もありましたが、勿論、wifeと相談した結果でもありました。
当然、職場の上司は大反対でしたが、
同僚達は、パパのこの一年間の変わり様で、異常事態を理解してくれていました。
結局、上司からは、今後のことは、教育入院の結果次第ということで収まりました。
兎に角、二週間の教育入院の間に、真の病因を突き止めねば.....。
支えてくれるwifeのためにも、元気なパパに戻るよう、より決心を強めたのでした。顔2

いよいよ、入院日の朝です。
昨日の晩は、家族揃って、wifeの愛情一杯の料理で夕食を取りました。
パパは、いつもの様に食欲不振でしたが、
不測の事態も踏まえ、出された料理を完食しました。
いつもは食べられない量でしたが、難なく食べることが出来ました。
この先、再び、我が家で家族全員、食卓を囲めないのではという思いが.....。顔10

昨日の晩、wifeが着替えや日用品を詰め込んだスーツケースを傍らに置き、
迎えのタクシーを待つパパ.....。
wifeは、下の娘を幼稚園に送ってから、病院で合流予定.....。
一緒に居られない時間を想像するだけで、不安感に襲われ、心苦しくなりました。顔10

程なくして、迎えのタクシーが家の前に到着しました。
スーツケースに気付いたドライバーが、トランクを空けてくれました。
「やりましょうか?」と言われ、「いえ、大丈夫です。」とは答えたものの、
スーツケースをトランクの位置まで持ち上げられません。
っというよりも、持ち上げることさえ出来ませんでした。
結局、「やりますよ!」と言われ、「すみません。」と一言。
力強いパパに、いつも片手で持ち上げられ遊んで貰っていた下の娘の目には、
非力なパパが、どう映っていたのでしょうか.....。
パパもさることながら、下の娘にとっても、相当ショックだったに違いありません。矢印2

病院に着き、スーツケースを引きながら、入院受付へ。
入院書類への記入が、また大変でした。
只単に、ボールペンで必要事項を記入すれば済むことなのですが、
パパにとっては、大変な作業で、苦痛を伴うものでした。
重いものは、腰部椎間板ヘルニアのお陰で、当然持つことは出来ませんでした。
しかも、全身の筋力低下と筋肉痛及び関節痛により、
箸を持つことも、ペンを握ることさえもが、痛みを伴う作業でした。顔10

どうにか、ボールペンを握ることは出来ても、
筆圧を掛けると、直ぐに上の方へ滑っていってしまい、
力を入れられず、なかなか字が書けませんでした。
何とか、それこそミミズの這いずったような字で書き上げられました。
かなりの時間を要したのを記憶しています。汗・涙1

それから、エレベーターへ乗り込み病棟へ向かいました.....。顔1


犬君の眺める先には.....。