2007年01月19日
宿命 ~犬君との巡り逢い~
今日のは、空気が冷たく案じましたが、澄んだ清々しい朝でした。
雲一つない空の下、犬君と気持ちよく散歩できました。
皆さんは、如何お過ごしですか?
っというわけで、一昨日のBlogの続きで、宿命的な犬君との巡り会いのお話です。
パパがwifeにしたある提案とは、
そうです!犬君をbigsexy家の一員として連れ帰ることです。
「この犬飼っても良い?」と尋ねると、
やっぱりそう来たか!って感じの表情で、少し考えてから答えました。
「その身体で、これからどんどん大きくなっていくこの子を世話できるの?」って。
そうなんです、wifeの言う通りで、その頃のパパの体力は低下の一途。
当時、2歳の長男を抱き上げることさえできない状態でしたし、
筋力はwife以下まで落ち、嘴やペンを持つこともできない程でした。
当時のパパの体力は限界で、食事を取ることでさえ苦痛に感じていましたが、
そんなところを人に悟られたくもなく、もちろんwifeの前でも強がっていました。
でも、そんなパパのことをwifeは全てをお見通しで、
大きくて強かったパパが、日に日に痩せ細って弱って行く姿を見るのが、
とても辛く悲しかったと聞かされました。
そんなパパのことを思い、パパの前では気丈に振る舞うものの、
パパが仕事へ行っているときは、泣いてばかりいたそうです。
ある日の夕食時、食欲というか食事を取ることでさえ苦痛になってきていたパパが、
wifeの作ってくれたその食事を、無理して半分食べたところで、
「ごめんね.....。もう食べられないよ.....。ごちそうさま。」っと言った途端、
wifeの目からは、止めどなく涙が溢れ出ました。
「今まで食べ物を残したり粗末に扱うことが大嫌いだったパパが残すなんて.....。
そんなに、苦しくて辛いんだね.....。」っと言う言葉を聞いた瞬間、
子供達の前でしたが、パパの目からも涙がドッと溢れ出しました。
その後、皆で一緒になって泣きました。
これが、家族の絆をより深めた瞬間であったことは言うまでもありません。
だから、とうてい犬を飼うことなど考えられなかったわけです。
でも、犬を飼うということに挑戦し、
これから先も頑張ろうという自らの意思表示が出来、
パパが、人生を全うしようとしている姿を見せられたことも良かったです。
一向に、パパにしがみつきペロペロ舐め続ける仔犬に対し、
次第に愛着を感じ、愛おしく感じていたパパは、もう一度wifeに提案しました。
「パパは、血糖コントロールのためにウオーキングをしなくちゃならない。
だから、そのお供に、この犬を連れて行きたい。」と。
wifeは、パパの有言実行的な性格を知り尽くしているので、
心の中では、パパがこの仔犬と離れることはないと悟っていたのでしょう。
「じゃぁ、犬の世話はパパが全てやるのよ!誰も手伝わないからね!」って。
続けてwifeは言いました。
「パパがこの子に会った瞬間の表情を見て、
あぁ、連れて帰ることになるんだろうな!」って。
Goサインが出れば、後はペットショップで一通り犬の身の回りのものを揃え、
我が家に迎えるだけです。
wifeには、「パパの責任で飼うんだよ!」って念を押され、帰路に就きました。
肉体的には限界値以下程でしたが、
守るべくものが増えたという使命感が、パパの病状の好転を生みました。
仔犬の世話で、パパはグッタリでしたが、散歩が出来る日を指折り数え待ちました。
仔犬の世話で体力を消耗し、そのまま低血糖状態になり、
その場で倒れ込んでしまい、その記憶がないということもしばしばありました。
風呂場やテレビを見ている最中にも.....。
だから心配したwifeは、パパから目が離せず大変だったと思います。
そんなパパでしたが、睡眠は30分程度しか出来ないことが、
もう一年以上を続いていました。
今思っても、よく生きていられたと思います。
愛するwifeや家族を守るため頑張らなければと言う思いだけで生きていましたが、
実は、そのwife達に支えられ、パパが生かされていたんだとつくづく感じます。
仔犬の予防接種を一通り終え、念願の散歩デビューも目前になり、
気分は最高!って感じですが、体力は限界で勘弁してぇ〜!って状態に.....!
その後のパパの運命は如何に.....。
「犬君4歳 〜大好きなパパに抱かれて〜」
(注)高所恐怖症なのに、パパに軽々と持ち上げられ、嬉しいけれどびびり気味。
雲一つない空の下、犬君と気持ちよく散歩できました。
皆さんは、如何お過ごしですか?
っというわけで、一昨日のBlogの続きで、宿命的な犬君との巡り会いのお話です。
パパがwifeにしたある提案とは、
そうです!犬君をbigsexy家の一員として連れ帰ることです。
「この犬飼っても良い?」と尋ねると、
やっぱりそう来たか!って感じの表情で、少し考えてから答えました。
「その身体で、これからどんどん大きくなっていくこの子を世話できるの?」って。
そうなんです、wifeの言う通りで、その頃のパパの体力は低下の一途。
当時、2歳の長男を抱き上げることさえできない状態でしたし、
筋力はwife以下まで落ち、嘴やペンを持つこともできない程でした。
当時のパパの体力は限界で、食事を取ることでさえ苦痛に感じていましたが、
そんなところを人に悟られたくもなく、もちろんwifeの前でも強がっていました。
でも、そんなパパのことをwifeは全てをお見通しで、
大きくて強かったパパが、日に日に痩せ細って弱って行く姿を見るのが、
とても辛く悲しかったと聞かされました。
そんなパパのことを思い、パパの前では気丈に振る舞うものの、
パパが仕事へ行っているときは、泣いてばかりいたそうです。
ある日の夕食時、食欲というか食事を取ることでさえ苦痛になってきていたパパが、
wifeの作ってくれたその食事を、無理して半分食べたところで、
「ごめんね.....。もう食べられないよ.....。ごちそうさま。」っと言った途端、
wifeの目からは、止めどなく涙が溢れ出ました。
「今まで食べ物を残したり粗末に扱うことが大嫌いだったパパが残すなんて.....。
そんなに、苦しくて辛いんだね.....。」っと言う言葉を聞いた瞬間、
子供達の前でしたが、パパの目からも涙がドッと溢れ出しました。
その後、皆で一緒になって泣きました。
これが、家族の絆をより深めた瞬間であったことは言うまでもありません。
だから、とうてい犬を飼うことなど考えられなかったわけです。
でも、犬を飼うということに挑戦し、
これから先も頑張ろうという自らの意思表示が出来、
パパが、人生を全うしようとしている姿を見せられたことも良かったです。
一向に、パパにしがみつきペロペロ舐め続ける仔犬に対し、
次第に愛着を感じ、愛おしく感じていたパパは、もう一度wifeに提案しました。
「パパは、血糖コントロールのためにウオーキングをしなくちゃならない。
だから、そのお供に、この犬を連れて行きたい。」と。
wifeは、パパの有言実行的な性格を知り尽くしているので、
心の中では、パパがこの仔犬と離れることはないと悟っていたのでしょう。
「じゃぁ、犬の世話はパパが全てやるのよ!誰も手伝わないからね!」って。
続けてwifeは言いました。
「パパがこの子に会った瞬間の表情を見て、
あぁ、連れて帰ることになるんだろうな!」って。
Goサインが出れば、後はペットショップで一通り犬の身の回りのものを揃え、
我が家に迎えるだけです。
wifeには、「パパの責任で飼うんだよ!」って念を押され、帰路に就きました。
肉体的には限界値以下程でしたが、
守るべくものが増えたという使命感が、パパの病状の好転を生みました。
仔犬の世話で、パパはグッタリでしたが、散歩が出来る日を指折り数え待ちました。
仔犬の世話で体力を消耗し、そのまま低血糖状態になり、
その場で倒れ込んでしまい、その記憶がないということもしばしばありました。
風呂場やテレビを見ている最中にも.....。
だから心配したwifeは、パパから目が離せず大変だったと思います。
そんなパパでしたが、睡眠は30分程度しか出来ないことが、
もう一年以上を続いていました。
今思っても、よく生きていられたと思います。
愛するwifeや家族を守るため頑張らなければと言う思いだけで生きていましたが、
実は、そのwife達に支えられ、パパが生かされていたんだとつくづく感じます。
仔犬の予防接種を一通り終え、念願の散歩デビューも目前になり、
気分は最高!って感じですが、体力は限界で勘弁してぇ〜!って状態に.....!
その後のパパの運命は如何に.....。
「犬君4歳 〜大好きなパパに抱かれて〜」
(注)高所恐怖症なのに、パパに軽々と持ち上げられ、嬉しいけれどびびり気味。
この記事へのトラックバックURL
http://bigsexy.mediacat-blog.jp/t3249
この記事へのコメント
もう、完全に入り込んでいます。ドキドキ
Posted by なるほどバクチャン at 2007年01月20日 07:12
なるほどバクチャンさん、コメント有難うございます。
読んで頂いて下さる方がいらっしゃることが、パパの何よりの支えです。
今後とも、宜しくお願い致します。
読んで頂いて下さる方がいらっしゃることが、パパの何よりの支えです。
今後とも、宜しくお願い致します。
Posted by bigsexy at 2007年01月20日 23:12
もぉ~泣かせないでくださいよ~。
読みながらウルウルしちゃったじゃないですか~(笑)
会社なのにぃ。
本当にご苦労なさったんですね。
家族のために弱みを見せない夫、夫のために気丈にふるまう妻。
お互い相手のことを思って強がって・・・。
でも泣きあえた瞬間からそれも弾け。
それぞれの気持ちが私に感情移入してしましました。
犬君、相当な決心で飼ったんですね(^^)
きっと犬君はそれをわかっているから、そんな思いをして自分をペットショップから救い出してくれたから、恩返ししてるんでしょうね。
きっと、江原啓介さんに見てもらったら、犬君とbigsexyさんは前世でも一緒に居ました!とか言われそうですね(^^*)
読みながらウルウルしちゃったじゃないですか~(笑)
会社なのにぃ。
本当にご苦労なさったんですね。
家族のために弱みを見せない夫、夫のために気丈にふるまう妻。
お互い相手のことを思って強がって・・・。
でも泣きあえた瞬間からそれも弾け。
それぞれの気持ちが私に感情移入してしましました。
犬君、相当な決心で飼ったんですね(^^)
きっと犬君はそれをわかっているから、そんな思いをして自分をペットショップから救い出してくれたから、恩返ししてるんでしょうね。
きっと、江原啓介さんに見てもらったら、犬君とbigsexyさんは前世でも一緒に居ました!とか言われそうですね(^^*)
Posted by ちょこレピ at 2007年01月22日 13:22
ちょこレピさん、
パパの拙い文章で、その心が判っていただけ、
大変嬉しいと共に、感謝致しております。
パパが伝えしたいことも判っていらっしゃる様で嬉しいです。
最近、身内の命を奪うといった事件があったりと、
悲しい出来事が多い中、世の中、相手を思いやる心が薄れてきています。
自分を大切に思うのは勿論のこと、
自分以外の人のことも、もっと思いやって欲しいものです。
人だけではなく、動物や植物など全てのものを.....。
一人一人がそういう優しい気持ちを持てば、
素晴らしい世の中になるのにな.....。
そう思いませんか?
パパの拙い文章で、その心が判っていただけ、
大変嬉しいと共に、感謝致しております。
パパが伝えしたいことも判っていらっしゃる様で嬉しいです。
最近、身内の命を奪うといった事件があったりと、
悲しい出来事が多い中、世の中、相手を思いやる心が薄れてきています。
自分を大切に思うのは勿論のこと、
自分以外の人のことも、もっと思いやって欲しいものです。
人だけではなく、動物や植物など全てのものを.....。
一人一人がそういう優しい気持ちを持てば、
素晴らしい世の中になるのにな.....。
そう思いませんか?
Posted by bigsexy at 2007年01月22日 20:50
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません