2007年02月16日
wifeへの想い 〜入院カウンセリング〜
今日も昨日に続き、寒〜い一日となりました。
陽は照っていましたが風が強く、まるで冬日のようでした。
皆さんは、如何お過ごしでしたか?
っというわけで、今日は、入院初日に受けた、
看護師によるカウンセリングのお話です。
エレベーターに乗り込み、病棟階へ.....。
ドアが開きエレベーターから下りると、そこには眩しい光が注いでいました。
光の差す方向へ足を進めると、そこは病棟の食堂でした。
病棟は、階層の高いところにあり、街を見渡すことが出来ました。
眼下には、病院の向かいにある公園の桜が咲き始めているのが見えました。
ナースステーションを訪ね、入院の旨を伝えました。
直ぐに病室に案内されました。
そこは4人部屋で、既に3人の方が入院されていました。
その場で、入院に関する注意事項を話して頂いた後、
持ってきたスーツケースから着替えなどの身の回りの物をロッカーに収めました。
片付け終わり、ほっと一息つく間もなく、看護師さんに呼び出され、
詰め所の一角にある処置室で、入院に関するオリエンテーションを受けました。
糖尿病に関する色々なことを、今回の教育入院で学ばなければならないことと、
退院後も、自宅でそれらを確実に遂行できる様にならないと、
教育入院を繰り返し受けることになると言われました。
厳しいかも知れないが、それが出来なければ病の進行し、
何れ命を落としかねないとも厳しく言われました。
だから、教育入院は決して甘い物ではなく、厳しい物だと悟らされました。
教育入院の心得の話の後、
糖尿病に関する認識を確認されました。
家での生活、特に食生活について尋ねられましたが、
町医者の指示を厳守し、生活を送ってきたことをお話ししました。
運動に関する指示も守ってきたことを話しました。
一通り話を聞き終わった看護師さんからは、
今まで通りの生活を入院中も続けていれば大丈夫だと合格を頂きました。
その後、現在の精神状態を把握するということで、
看護師からのカウンセリングを受けました。
率直な今の気持ちを尋ねられましたので、
父親として、家族に対して迷惑をかけること、
夫として、wifeに重い負担を掛けさせてしまうことを恥じていると伝えました。
身体的現状は、悩みの原因となっているかとも尋ねられました。
悩みはというよりは、苛立ちというか、自分に対する怒りがあることを伝えました。
いつもwifeの側にいてやれず、守ってもやれず、
逆に、wifeをパパの立場に置いてしまわなくてはならない自らの不甲斐なさ.....。
それが、辛くて、苦しくて、胸が張り裂けそうだと.....。
それが、どうしようもないこと、どうすることも出来ないことを思い考えると、
憤りのない怒りと悲しみが湧き上がり、ただただ溢れる涙を堪えるばかりでした。
パパのwifeや家族に対する気持ちや思いを汲み取って下さった上で、
「そういったお気持ちの負担を和らげるのも私たちの仕事です。
負担を掛けてらっしゃるとお思いなら、元気になることが何よりです。
奥様を心の底から愛してらっしゃるお気持ち、十分に伝わりました。」と。
「ずっと家族のこと守って頑張ってきたんですね。
奥様に辛いところを見せまいと、無理して頑張ってきたんですね。
奥様のこと本当に愛していらっしゃるんですね。」と。
病室に戻り、ベッドに座り、一人wifeのことを思い、
溢れ続ける涙を拭いました.....。
「パパが辛いと、僕も辛くなるよ.....。」
陽は照っていましたが風が強く、まるで冬日のようでした。
皆さんは、如何お過ごしでしたか?
っというわけで、今日は、入院初日に受けた、
看護師によるカウンセリングのお話です。
エレベーターに乗り込み、病棟階へ.....。
ドアが開きエレベーターから下りると、そこには眩しい光が注いでいました。
光の差す方向へ足を進めると、そこは病棟の食堂でした。
病棟は、階層の高いところにあり、街を見渡すことが出来ました。
眼下には、病院の向かいにある公園の桜が咲き始めているのが見えました。
ナースステーションを訪ね、入院の旨を伝えました。
直ぐに病室に案内されました。
そこは4人部屋で、既に3人の方が入院されていました。
その場で、入院に関する注意事項を話して頂いた後、
持ってきたスーツケースから着替えなどの身の回りの物をロッカーに収めました。
片付け終わり、ほっと一息つく間もなく、看護師さんに呼び出され、
詰め所の一角にある処置室で、入院に関するオリエンテーションを受けました。
糖尿病に関する色々なことを、今回の教育入院で学ばなければならないことと、
退院後も、自宅でそれらを確実に遂行できる様にならないと、
教育入院を繰り返し受けることになると言われました。
厳しいかも知れないが、それが出来なければ病の進行し、
何れ命を落としかねないとも厳しく言われました。
だから、教育入院は決して甘い物ではなく、厳しい物だと悟らされました。
教育入院の心得の話の後、
糖尿病に関する認識を確認されました。
家での生活、特に食生活について尋ねられましたが、
町医者の指示を厳守し、生活を送ってきたことをお話ししました。
運動に関する指示も守ってきたことを話しました。
一通り話を聞き終わった看護師さんからは、
今まで通りの生活を入院中も続けていれば大丈夫だと合格を頂きました。
その後、現在の精神状態を把握するということで、
看護師からのカウンセリングを受けました。
率直な今の気持ちを尋ねられましたので、
父親として、家族に対して迷惑をかけること、
夫として、wifeに重い負担を掛けさせてしまうことを恥じていると伝えました。
身体的現状は、悩みの原因となっているかとも尋ねられました。
悩みはというよりは、苛立ちというか、自分に対する怒りがあることを伝えました。
いつもwifeの側にいてやれず、守ってもやれず、
逆に、wifeをパパの立場に置いてしまわなくてはならない自らの不甲斐なさ.....。
それが、辛くて、苦しくて、胸が張り裂けそうだと.....。
それが、どうしようもないこと、どうすることも出来ないことを思い考えると、
憤りのない怒りと悲しみが湧き上がり、ただただ溢れる涙を堪えるばかりでした。
パパのwifeや家族に対する気持ちや思いを汲み取って下さった上で、
「そういったお気持ちの負担を和らげるのも私たちの仕事です。
負担を掛けてらっしゃるとお思いなら、元気になることが何よりです。
奥様を心の底から愛してらっしゃるお気持ち、十分に伝わりました。」と。
「ずっと家族のこと守って頑張ってきたんですね。
奥様に辛いところを見せまいと、無理して頑張ってきたんですね。
奥様のこと本当に愛していらっしゃるんですね。」と。
病室に戻り、ベッドに座り、一人wifeのことを思い、
溢れ続ける涙を拭いました.....。
「パパが辛いと、僕も辛くなるよ.....。」
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この記事へのコメント
うちの山猫さんも一時怪我して仕事できないときがありました
も~~世界の夫たちってのは、自分が辛いときぐらい、家族に甘えて、家族の心配なんかしないでゆっくり自分のことだけ考えていいんですからね!!
ね!犬君♪
でもそんな夫たちがいるから家族はみんな幸せに笑ってられルンだよね~(o^^o)ふふっ♪
も~~世界の夫たちってのは、自分が辛いときぐらい、家族に甘えて、家族の心配なんかしないでゆっくり自分のことだけ考えていいんですからね!!
ね!犬君♪
でもそんな夫たちがいるから家族はみんな幸せに笑ってられルンだよね~(o^^o)ふふっ♪
Posted by ここほれにゃ at 2007年02月17日 00:59
ここほれにゃさん、
「わかっちゃいるけど、やーめらえないっ♪」じゃないけど、
それが出来ないのがおとこなんですよぉ=!
でも、本当は甘えたい!
でも、自分からは甘えられない!
男って、ちっぽけなことに拘る物なのです。
逆に、女性は、いざというときには、頼もしく思います。
パパは、wifeの器の大きさに触れることになり、驚いたくらいです!
wifeに全てを委ねたからこそ、今こうして生きてられると思ってます。
wife様に感謝ですね! (=^..^=)ミャー
「わかっちゃいるけど、やーめらえないっ♪」じゃないけど、
それが出来ないのがおとこなんですよぉ=!
でも、本当は甘えたい!
でも、自分からは甘えられない!
男って、ちっぽけなことに拘る物なのです。
逆に、女性は、いざというときには、頼もしく思います。
パパは、wifeの器の大きさに触れることになり、驚いたくらいです!
wifeに全てを委ねたからこそ、今こうして生きてられると思ってます。
wife様に感謝ですね! (=^..^=)ミャー
Posted by bigsexy at 2007年02月17日 01:25
bigsexyパパ、読んでいると涙が止まりません。
パパは体調管理などきちんとされて優等生でしたね。
大変な経験をされたのですが、きっと病気になったらBmamの夫も同じように『家族を守れなくてすまない』と思うのでしょう。
病気になったときあるいは苦境に陥ったとき、男性は、強い自分でいようとがんばるのですね。弱音をはかないのですね。でも痛いときは『痛い!」』、つらいときは『つらい。』と言って妻や子どもと分かち合ってよいのです。
家族と一緒に困難を乗り切れば良いと思います。
幸い病院ではカウンセリングでパパは泣くことができてよかったと思います。
お元気になられてよかった。心からおめでとうございます。
パパは体調管理などきちんとされて優等生でしたね。
大変な経験をされたのですが、きっと病気になったらBmamの夫も同じように『家族を守れなくてすまない』と思うのでしょう。
病気になったときあるいは苦境に陥ったとき、男性は、強い自分でいようとがんばるのですね。弱音をはかないのですね。でも痛いときは『痛い!」』、つらいときは『つらい。』と言って妻や子どもと分かち合ってよいのです。
家族と一緒に困難を乗り切れば良いと思います。
幸い病院ではカウンセリングでパパは泣くことができてよかったと思います。
お元気になられてよかった。心からおめでとうございます。
Posted by Bmam at 2007年02月17日 07:47
病院で、このようなカウンセリング、してくれるんですね。
今の自分の気持ちを、素直に言えて、それを受け止めてくれて、それだけでも。気持ちは随分、楽になりますよね。家族、奥さんには、弱音吐きたくないと、必死だったんでしょうから。。。
看護師さんて、ほんと凄いと私も思いました。
同室の2人が、白血病で、1人は再発、臍帯血移植の予定が1週間、延びてしまって、落ち込んでいるのを、凄く精神面で、支えてました。レベルの高さを感じました。
今の自分の気持ちを、素直に言えて、それを受け止めてくれて、それだけでも。気持ちは随分、楽になりますよね。家族、奥さんには、弱音吐きたくないと、必死だったんでしょうから。。。
看護師さんて、ほんと凄いと私も思いました。
同室の2人が、白血病で、1人は再発、臍帯血移植の予定が1週間、延びてしまって、落ち込んでいるのを、凄く精神面で、支えてました。レベルの高さを感じました。
Posted by タラ美 at 2007年02月17日 09:37
Bmamさん、こんにちは。
パパがこの記事で伝えたいことが解っていただけ、大変嬉しいです!
パパは、入院中も医師や看護師、薬剤師の方々から、
そして、他の患者さんからも治療に対する姿勢を褒めて頂けました。
っというか、性格もありますが、それを信ずることが復調への何よりの近道と考え、
治療に対しては、こちらからの意見も、沢山出させて頂きました。
パパは、看護師さんのカウンセリングという様な大それた物ではありませんでした。
面接を通し、wifeへの想いを伝えましたが、
逆に、自分がこれだけ辛かったら、wifeはもっと辛いに違いないと考えてしまい、
余計に辛くなったところへ、看護師さんからのパパへ対する労いの言葉.....。
そして、wifeが、
パパを想う気持ちに応えるときではないか、との忠告.....。
パパの心が、まるで看護師さんの心の鏡に映されている様でした。
男は、やはり、愛する女性には対しては、いつまでもスーパーマンでいたいのです!
自分がどんなに辛くとも、ずっとそうでいたい、という思いが強いです。
でも、その思いが強ければ強い程、
相手がスーパーガールだということを忘れてしまっているのでしょうね。
パパは、今回の入院の件で、
wifeが、パパのスーパーガールだということを再認識させられました。
辛い闘病生活でしたが、wifeとの愛や絆を深めることになったと思います。
パパの中では、子供の頃から、「泣くこと=負けること」という図式がありました。
だから、どんな辛くとも、弱音をはくということは、パパの辞書にはありませんでした。
でも、人間、「喜怒哀楽」があるように、
「哀」の代表行為でもある「涙」を否定し続けて生きてきた代償が、
この病気の根元だと感じました。
だから、これからは、
wifeにも家族にも、たまには弱い部分を見せることが必要だと思いました。
Bmamさん、ありがとうございました。(=^..^=)ミャー
パパがこの記事で伝えたいことが解っていただけ、大変嬉しいです!
パパは、入院中も医師や看護師、薬剤師の方々から、
そして、他の患者さんからも治療に対する姿勢を褒めて頂けました。
っというか、性格もありますが、それを信ずることが復調への何よりの近道と考え、
治療に対しては、こちらからの意見も、沢山出させて頂きました。
パパは、看護師さんのカウンセリングという様な大それた物ではありませんでした。
面接を通し、wifeへの想いを伝えましたが、
逆に、自分がこれだけ辛かったら、wifeはもっと辛いに違いないと考えてしまい、
余計に辛くなったところへ、看護師さんからのパパへ対する労いの言葉.....。
そして、wifeが、
パパを想う気持ちに応えるときではないか、との忠告.....。
パパの心が、まるで看護師さんの心の鏡に映されている様でした。
男は、やはり、愛する女性には対しては、いつまでもスーパーマンでいたいのです!
自分がどんなに辛くとも、ずっとそうでいたい、という思いが強いです。
でも、その思いが強ければ強い程、
相手がスーパーガールだということを忘れてしまっているのでしょうね。
パパは、今回の入院の件で、
wifeが、パパのスーパーガールだということを再認識させられました。
辛い闘病生活でしたが、wifeとの愛や絆を深めることになったと思います。
パパの中では、子供の頃から、「泣くこと=負けること」という図式がありました。
だから、どんな辛くとも、弱音をはくということは、パパの辞書にはありませんでした。
でも、人間、「喜怒哀楽」があるように、
「哀」の代表行為でもある「涙」を否定し続けて生きてきた代償が、
この病気の根元だと感じました。
だから、これからは、
wifeにも家族にも、たまには弱い部分を見せることが必要だと思いました。
Bmamさん、ありがとうございました。(=^..^=)ミャー
Posted by bigsexy at 2007年02月17日 11:14
タラ美さん、
カウンセリングという様なことは言われず、ただお話をお伺いします.....、
っといった程度の面接でした。
でも、結果、パパが看護師さんから、カウンセリング受けた様なものでしたね。
この看護師さん、役職は主任さんで、他の看護師の方々から尊敬される方でした。
パパのみならずwifeの心のケアサポートもして下さり、
大変お世話になりました。
師長さんを始め、他の看護師の方々のレベルも非情に高く、
安心して入院生活を送ることが出来ました。
実は、この主任さんもプロラクチン産生腫瘍の切除手術経験者でした。
パパが、下垂体に腫瘍があると解ったとき、話して下さいました。
だから、どれだけwifeやパパの支えになって下さったかは、はかり知れません。
タラ美さんも、パパの様に、
素晴らしい医療スタッフと出逢えることを、心から願っております。
カウンセリングという様なことは言われず、ただお話をお伺いします.....、
っといった程度の面接でした。
でも、結果、パパが看護師さんから、カウンセリング受けた様なものでしたね。
この看護師さん、役職は主任さんで、他の看護師の方々から尊敬される方でした。
パパのみならずwifeの心のケアサポートもして下さり、
大変お世話になりました。
師長さんを始め、他の看護師の方々のレベルも非情に高く、
安心して入院生活を送ることが出来ました。
実は、この主任さんもプロラクチン産生腫瘍の切除手術経験者でした。
パパが、下垂体に腫瘍があると解ったとき、話して下さいました。
だから、どれだけwifeやパパの支えになって下さったかは、はかり知れません。
タラ美さんも、パパの様に、
素晴らしい医療スタッフと出逢えることを、心から願っております。
Posted by bigsexy at 2007年02月17日 11:47
あ~・・・。
また、会社だというのに目に涙がいっぱいです。
「辛くて、苦しくて、胸が張り裂けそうだ」の部分で喉がググッと来ました・・・。
同じ思いをしたことがあるだけに感情移入してしまいます。
私も結婚してから2回も入院し主人に迷惑をかけましたから。
相手のことを思いやれば思いやるほど自分も辛くなってしまうんですね。
でも愛は消せませんからね(^^)
また、会社だというのに目に涙がいっぱいです。
「辛くて、苦しくて、胸が張り裂けそうだ」の部分で喉がググッと来ました・・・。
同じ思いをしたことがあるだけに感情移入してしまいます。
私も結婚してから2回も入院し主人に迷惑をかけましたから。
相手のことを思いやれば思いやるほど自分も辛くなってしまうんですね。
でも愛は消せませんからね(^^)
Posted by ちょこレピ at 2007年02月19日 11:39
またまた、すみませんでした。
「辛くて、苦しくて、胸が張り裂けそうだ」という行を書きながら、
パパも込み上げるものがありました。
wifeには、ずっと迷惑掛けっぱなしだし.....。
愛は、相手のことを思えば思う程、狂おしくなってしまいますね。
「でも愛はけせませんからね」←その通り!
”愛よ消えないでもう u um I need you ずっと捜してた.....♪”
「辛くて、苦しくて、胸が張り裂けそうだ」という行を書きながら、
パパも込み上げるものがありました。
wifeには、ずっと迷惑掛けっぱなしだし.....。
愛は、相手のことを思えば思う程、狂おしくなってしまいますね。
「でも愛はけせませんからね」←その通り!
”愛よ消えないでもう u um I need you ずっと捜してた.....♪”
Posted by bigsexy at 2007年02月19日 12:25
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