2009年05月04日
家庭菜園 〜天然害虫駆除法 益虫ナナホシテントウ〜
今日の空は、曇模様.....。
時折、晴れ間も顔を出しましたが、
空は、殆ど薄雲に覆われていました。
皆さんは、如何お過ごしでしたか?
っというわけで、今日も、
昨日一昨日の記事に続き、
我が家庭菜園の害虫駆除に関する話題です。
昨朝、犬君が散歩中、
普段、気にも留めない草むらに首を突っ込むので、
そこを覗いてみると、
何と、ナナホシテントウが二匹いるではありませんか
流石、犬君、
散歩前に、パパがアブラムシ退治中に発した、
「テントウムシがいれば楽なのになぁ.....。」
という独り言を憶えていたのでしょうか
早速、二匹を我が家まで連れ帰り、
家庭菜園に放ちました。
アブラムシ等の害虫被害を受ける植物にとって、
それを餌とする肉食のテントウムシは益虫であり、
無農薬自然栽培の家庭菜園には、
とても大切な"お客様"なのです。
でも、肉欲でない草食テントウムシは、
家庭菜園にとっては、害虫となりますので、
直ぐに、引き取って貰いたい"嫌なお客"です。
画像にはありませんが、
キュウリの葉に、うどんこ菌を食する
キイロテントウが"来店"していました。
"我が店"は、時間無制限食べ放題なので、
ずっと居座って貰っても構わないのですがね
この記事へのトラックバックURL
http://bigsexy.mediacat-blog.jp/t35631
この記事へのコメント
犬君、家庭菜園にも協力をしてくれるとは!?
アブラムシが全滅するとよいですね。
アブラムシが全滅するとよいですね。
Posted by みりん at 2009年05月05日 00:04
みりんさん、
ここ掘れワンワン.....って感じで、
テントウムシの存在を教えてくれました! ▽・w・▽
アブラムシの全滅を目指していますが、
何時も、気を抜いた時に再来するので気が抜けません.....。(^_^;)
ここ掘れワンワン.....って感じで、
テントウムシの存在を教えてくれました! ▽・w・▽
アブラムシの全滅を目指していますが、
何時も、気を抜いた時に再来するので気が抜けません.....。(^_^;)
Posted by bigsexy at 2009年05月05日 00:11
テントウムシこそ一番飼いたい虫ですね♪
成虫さんに住み着いてほしいと何度思ったことか^^;
我が家には草食テントウムシばかりやってきます…
成虫さんに住み着いてほしいと何度思ったことか^^;
我が家には草食テントウムシばかりやってきます…
Posted by まっく at 2009年05月05日 15:19
プランターや温室など、自然界から隔離されたところで
作物をつくるときにアブラムシは嫌な存在ですね。
うちも軒下の直接雨のかからない、他の畑とちょっと隔離されたスペースにセイジやラベンダー・ぶどう苗を植えてあるのですが、そこはいまナナホシテントウが大発生中。ぱっと見に100匹くらいいそうです。・・・ということは冬の間アブラムシもいたんでしょうね。
うちの自家野菜用のメインの畑は150坪ほどのスペースなんですが、雑草はジャマにならないかぎりそのまま生やしておき、決して地表面を裸にしない農法なので、生物層は多種多様におります。その多様さは年々が進化しているように思います。アブラムシがある作物の特定の株にびっしり付くときもありますが、畑全体の植物がアブラムシで枯れるということは、まずありません。
キノコのおがくずの堆肥を撒くと、ミミズやナメクジが増えますが、
ナメクジが増えてくると、それを食べるマイマイカブリが増えてきて、
バランスを自然にとってくれているようです。僕はただそれを観察しているだけです。ナメクジが増えたといってメクジラをたてる必要もありません。
自然農で有名な川口由一先生は「目先のコトに右往左往せずに、全体を見なあきませんのや」とおっしゃってます。
ひとつの作物がうまく育たなくても、旬を外さずに、いろんな野菜と雑草を混植しておけば、常に食べるものは途切れずに採れます。
もしプランターから一歩進んで直に畑で野菜を作る機会があれば、ぜひチャレンジしてみてください。その際、雑草をはやしっぱなしにしても許されるような畑であれば、なお良いですね。
ちなみに、ナナホシテントウは成虫の時より、幼虫時代のほうがアブラムシをモリモリ食べるようです。幼虫はちょっとグロイ姿格好ですが、可愛がってやってください。
作物をつくるときにアブラムシは嫌な存在ですね。
うちも軒下の直接雨のかからない、他の畑とちょっと隔離されたスペースにセイジやラベンダー・ぶどう苗を植えてあるのですが、そこはいまナナホシテントウが大発生中。ぱっと見に100匹くらいいそうです。・・・ということは冬の間アブラムシもいたんでしょうね。
うちの自家野菜用のメインの畑は150坪ほどのスペースなんですが、雑草はジャマにならないかぎりそのまま生やしておき、決して地表面を裸にしない農法なので、生物層は多種多様におります。その多様さは年々が進化しているように思います。アブラムシがある作物の特定の株にびっしり付くときもありますが、畑全体の植物がアブラムシで枯れるということは、まずありません。
キノコのおがくずの堆肥を撒くと、ミミズやナメクジが増えますが、
ナメクジが増えてくると、それを食べるマイマイカブリが増えてきて、
バランスを自然にとってくれているようです。僕はただそれを観察しているだけです。ナメクジが増えたといってメクジラをたてる必要もありません。
自然農で有名な川口由一先生は「目先のコトに右往左往せずに、全体を見なあきませんのや」とおっしゃってます。
ひとつの作物がうまく育たなくても、旬を外さずに、いろんな野菜と雑草を混植しておけば、常に食べるものは途切れずに採れます。
もしプランターから一歩進んで直に畑で野菜を作る機会があれば、ぜひチャレンジしてみてください。その際、雑草をはやしっぱなしにしても許されるような畑であれば、なお良いですね。
ちなみに、ナナホシテントウは成虫の時より、幼虫時代のほうがアブラムシをモリモリ食べるようです。幼虫はちょっとグロイ姿格好ですが、可愛がってやってください。
Posted by yupon at 2009年05月05日 21:31
さすが犬君ですねっ!ヘU・x・U ワン♪
てんとう虫自体、ほとんど見かけないのに、
害虫駆除に役立つてんとう虫を
発見するとは、なんて賢いんだろうぅ(^^)
実家のミックにも見習ってもらいたいものだにゃ…
てんとう虫自体、ほとんど見かけないのに、
害虫駆除に役立つてんとう虫を
発見するとは、なんて賢いんだろうぅ(^^)
実家のミックにも見習ってもらいたいものだにゃ…
Posted by とんちっち at 2009年05月05日 23:48
まっくさん、
そうです、その通りです!
でも、折角、晩餐に招待したのに、
お泊まりをせず、黙って帰られてしまいました。
遠慮深いテントウムシ様でした。(^_^)
そうです、その通りです!
でも、折角、晩餐に招待したのに、
お泊まりをせず、黙って帰られてしまいました。
遠慮深いテントウムシ様でした。(^_^)
Posted by bigsexy at 2009年05月06日 11:55
yuponさん、
嫌なアブラムシの存在を考え、
今年は、プランターを防虫ネットで囲むことも考えました。
でも、害虫だけだけではなく、
蜜蜂やテントウムシなどの益虫も避けることになるので、
やっぱり、昨年通りにすることにしました。
飛来してくれる蜜蜂は、可愛くも逞しさも感じます。
ある意味、テントウムシが来ないということは、
アブラムシが、少ないということなのでしょうね。
でも、柔らかな芽や葉などを食い散らすアブラムシは、
やっぱり、退治せずにはいられません。
地表面を裸にしないということは、
種蒔きなどは、どうするのでしょうか?
兎に角、自然のままで、自生させるわけですか?
肥料等は、どうするのですか?
等と、実現出来そうにない夢のための予備知識としてお尋ねです。
ミミズにナメクジ、羨ましい環境ですね。
昨日の雨で、ミミズがアスファルトの上に這い出てきたので、
彼らを丁重に、我が家の菜園へご案内させて頂きました。
「目先のコトに右往左往せずに、全体を見なあきませんのや」
確かに、その通りですね。
菜園で試行錯誤していると、知らぬ間にこの応えに辿り着きますよね。
旬の野菜、心掛けていますが、
プランターを置ける位置の日当たりにより、
なかなか上手くいきません。
年中、栽培した野菜が食べられるのは、幸せなことですね。
何とか、頑張ろうと思うのですか.....。
ナナホシテントウの幼虫、食欲旺盛ですよね!
子供の頃、幼虫を虫籠へ入れて持ち帰り、
観察したことを思い出しました。(^_=)
嫌なアブラムシの存在を考え、
今年は、プランターを防虫ネットで囲むことも考えました。
でも、害虫だけだけではなく、
蜜蜂やテントウムシなどの益虫も避けることになるので、
やっぱり、昨年通りにすることにしました。
飛来してくれる蜜蜂は、可愛くも逞しさも感じます。
ある意味、テントウムシが来ないということは、
アブラムシが、少ないということなのでしょうね。
でも、柔らかな芽や葉などを食い散らすアブラムシは、
やっぱり、退治せずにはいられません。
地表面を裸にしないということは、
種蒔きなどは、どうするのでしょうか?
兎に角、自然のままで、自生させるわけですか?
肥料等は、どうするのですか?
等と、実現出来そうにない夢のための予備知識としてお尋ねです。
ミミズにナメクジ、羨ましい環境ですね。
昨日の雨で、ミミズがアスファルトの上に這い出てきたので、
彼らを丁重に、我が家の菜園へご案内させて頂きました。
「目先のコトに右往左往せずに、全体を見なあきませんのや」
確かに、その通りですね。
菜園で試行錯誤していると、知らぬ間にこの応えに辿り着きますよね。
旬の野菜、心掛けていますが、
プランターを置ける位置の日当たりにより、
なかなか上手くいきません。
年中、栽培した野菜が食べられるのは、幸せなことですね。
何とか、頑張ろうと思うのですか.....。
ナナホシテントウの幼虫、食欲旺盛ですよね!
子供の頃、幼虫を虫籠へ入れて持ち帰り、
観察したことを思い出しました。(^_=)
Posted by bigsexy at 2009年05月06日 12:54
とんちっちさん、
瓢箪から駒っていうか、偶々だと思いましたが、
次の日には、その場所を通っても見向きもせず、
「イケ」と命令しても、「何で???」って感じでした。
っということで、お言葉に甘え、
一応、テントウムシを見つけた賢いワンコということにさせて頂きます。(^^ゞ
瓢箪から駒っていうか、偶々だと思いましたが、
次の日には、その場所を通っても見向きもせず、
「イケ」と命令しても、「何で???」って感じでした。
っということで、お言葉に甘え、
一応、テントウムシを見つけた賢いワンコということにさせて頂きます。(^^ゞ
Posted by bigsexy at 2009年05月06日 18:13
長文コメントになってしまいました。すみません。
種まきは本当に難しいです。
植物の種類によって播きかたは千差万別。
ダイコン、ニンジンなど背が低くて雑草に負けやすい植物は一旦地表面の雑草を少し削ってどけますが、タネをまいて覆土し、土が乾燥しないように表面を軽く鍬などで固めたあと、乾燥防止のために藁を切ったものなどで覆っておきます。(切った稲藁で覆うと本当に発芽がよいです)
ナス科は僕の場合いつもプラグトレイに種まき用土を使って丁寧に播き、温室の温床で播いて一回ポットに移植し、苗の間はわりと過保護に育てています。
市販の苗くらいになって、霜の心配が無くなってから畑に植えだしますが、この時は雑草を刈って植え穴をあけて、その穴に植え込みます。肥料は一切やりません。キノコオガクズの堆肥は土の中にすきこまず、土の上からうっすら敷くように撒きます。
真夏に育苗する冬野菜のキャベツ・ハクサイもプラグトレイ→一回ポット移植というので毎年うまくいっています。
(うちではキャベツは冬前に収穫する作付け体系以外は作っていません。春・夏キャベツは難しすぎる。)
ナス科はいったん活着すると背がわりと高い植物ですから、雑草は作物のジャマになる分だけを刈って、ナス科の野菜の足元に敷いておきます。
雑草を刈るときは根っこは土中に残して引き抜かないようにして、根と茎の接点を鎌でカットします。土中に残した根は土の微生物によって分解されます。その微細なスキマを耕すことによって破壊しないように細心の注意を払うわけです。
いずれにせよ、雨が直接地面を叩くと表面が硬く絞まってしまいますから、
それをさけるために、雑草の刈り草、わら、籾がら、などでマルチするのがいいと思います。
ビニールマルチはどうしても土の温度をあげたいとき(ショウガとか)以外は使わないようにしています。
プランターで上手く野菜を育てるというのは、直に地面に植えるより実は数段難しいことなのですよ。
アブラムシは作物にもつきますが、雑草にもつきます。雑草を全部取り去っちゃうと、アブラムシは食べるものを求めて作物につくしかないわけです。
アブラムシが一定量いれば、それを食べるテントウムシやクサカゲロウの幼虫なども一定量繁殖します。そうやって人間が他の生物を選択的に排除しないようにすれば、少しずつ畑の生物層(生態系)が豊かになっていく、その中に人間も仲間に入れてもらう・・・そういう感覚ですね。
種まきは本当に難しいです。
植物の種類によって播きかたは千差万別。
ダイコン、ニンジンなど背が低くて雑草に負けやすい植物は一旦地表面の雑草を少し削ってどけますが、タネをまいて覆土し、土が乾燥しないように表面を軽く鍬などで固めたあと、乾燥防止のために藁を切ったものなどで覆っておきます。(切った稲藁で覆うと本当に発芽がよいです)
ナス科は僕の場合いつもプラグトレイに種まき用土を使って丁寧に播き、温室の温床で播いて一回ポットに移植し、苗の間はわりと過保護に育てています。
市販の苗くらいになって、霜の心配が無くなってから畑に植えだしますが、この時は雑草を刈って植え穴をあけて、その穴に植え込みます。肥料は一切やりません。キノコオガクズの堆肥は土の中にすきこまず、土の上からうっすら敷くように撒きます。
真夏に育苗する冬野菜のキャベツ・ハクサイもプラグトレイ→一回ポット移植というので毎年うまくいっています。
(うちではキャベツは冬前に収穫する作付け体系以外は作っていません。春・夏キャベツは難しすぎる。)
ナス科はいったん活着すると背がわりと高い植物ですから、雑草は作物のジャマになる分だけを刈って、ナス科の野菜の足元に敷いておきます。
雑草を刈るときは根っこは土中に残して引き抜かないようにして、根と茎の接点を鎌でカットします。土中に残した根は土の微生物によって分解されます。その微細なスキマを耕すことによって破壊しないように細心の注意を払うわけです。
いずれにせよ、雨が直接地面を叩くと表面が硬く絞まってしまいますから、
それをさけるために、雑草の刈り草、わら、籾がら、などでマルチするのがいいと思います。
ビニールマルチはどうしても土の温度をあげたいとき(ショウガとか)以外は使わないようにしています。
プランターで上手く野菜を育てるというのは、直に地面に植えるより実は数段難しいことなのですよ。
アブラムシは作物にもつきますが、雑草にもつきます。雑草を全部取り去っちゃうと、アブラムシは食べるものを求めて作物につくしかないわけです。
アブラムシが一定量いれば、それを食べるテントウムシやクサカゲロウの幼虫なども一定量繁殖します。そうやって人間が他の生物を選択的に排除しないようにすれば、少しずつ畑の生物層(生態系)が豊かになっていく、その中に人間も仲間に入れてもらう・・・そういう感覚ですね。
Posted by yupon at 2009年05月06日 20:05
yuponさん、
ありがとうございました。
長文だからこそ、よく伝わりました。
家庭菜園を楽しむ上で、重要なポイントばかりで、大変勉強になりました。
「.....人間も仲間に入れてもらう・・・そういう感覚ですね。」
このフレーズが、心に沁みました。
今後とも、ご指導の程、お願い申し上げます。(^_^)
ありがとうございました。
長文だからこそ、よく伝わりました。
家庭菜園を楽しむ上で、重要なポイントばかりで、大変勉強になりました。
「.....人間も仲間に入れてもらう・・・そういう感覚ですね。」
このフレーズが、心に沁みました。
今後とも、ご指導の程、お願い申し上げます。(^_^)
Posted by bigsexy at 2009年05月08日 01:08
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません