2007年09月09日

犬の十戒


今日は、晴れ晴れした良い天気でした。晴れ
夜は、日に日に過ごし易くなってきました。
朝の散歩が、思ったより涼しかったので、
犬君と久しぶりに、フリスビーをして遊びました。イヌ
皆さんは、如何お過ごしでしたか?

っというわけで、今日の話題は、
突然ですが、「十戒」についてです。顔1
パパが、「十戒」で思い浮かぶのは、
ギターリスト高中正義作曲の中森明菜の曲「十戒(1984)」もそうですが、
チャールストン・ヘストンがモーセを演じた映画「十戒」です。
紅海が二つに割れ、道が現れるシーンは、
子供心に、強烈な印象として残っています。

ところで、「十戒」とは、ピカーン
皆さんも、ご存じだと思いますが、
古代イスラエルの預言者モーセが、
イスラエルの神から与えられたとされる10の戒律のことで、
「モーセの十戒」とも呼ばれています。
また、「十戒」は、
これらの10の戒律を守ってこそ、
初めて神との契約が果たされるという、
ユダヤ教思想の上に成り立っています。
因みに、内容は、以下の通りです。

モーセの十戒

1.主が唯一の神であること
2.偶像を作ってはならないこと
3.神の名を徒らに取り上げてはならないこと
4.安息日を守ること
5.父母を敬うこと
6.殺人をしてはいけないこと
7.姦淫をしてはいけないこと
8.盗んではいけないこと
9.偽証してはいけないこと
10.隣人の家をむさぼってはいけないこと

何故、「十戒」を話題としたかと申しますと、
Blog友達である「I CAN DO」のダニーママさんの名古屋嬢
昨日の記事「10の約束、守ります!」が切っ掛けでした。
その記事は、犬と暮らす時に守る10の約束というものでした。
つまり、「犬の十戒」です。
内容は、当たり前のことばかりなのですが、
心が洗われると同時に、
胸が締め付けられる思いでした。
人間の言葉を話せない犬達ですが、
心では、通じ合えるということを再認識させられました。チョキ

非常に興味を持ちましたので、
「犬の十戒」を調べてみました。
原文も発見しましたので、日本語訳と併せてご紹介致します。☆

犬の十戒

1.My life is likely to last ten to fifteen years.
Any separation from you will painful for me.
Remember that before you buy me.

私の一生は10〜15年くらいしかありません。
ほんのわずかな時間でもあなたと離れていることは辛いのです。
私のことを飼う前にどうかそのことを考えてください。

2.Give me time to understand what you want of me.

私が「あなたが私に望んでいること」を理解できるようになるまで時間が必要です。

3.Place your trust in me- it's crucial to my Well-being.

私を信頼して下さい.....それだけで私は幸せです。

4.Don't be angry at me for long and don't lock me up as punishment.
You have your work your entertainment and your friends.
I have only you.

私を長時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。
あなたには仕事や楽しみがありますし、友達だっているでしょう。
でも.....私にはあなただけしかいないのです。

5.Talk to me sometimes.
Even if I don't understand your words,
I understand your voice when it's speaking to me.

時には私に話しかけて下さい。
たとえあなたの言葉そのものはわからなくても、
私に話しかけているあなたの声で理解しています。

6.Be aware that however you treat me, I'll never forget it.

あなたが私のことをどんな風に扱っているのか気づいて下さい。
私はそのことを決して忘れません。

7.Remember before you hit me
that l have teeth that could easily crushthe bones of your hand
but that I choose not to bite you.

私を叩く前に思い出して下さい。
私にはあなたの手の骨を簡単に噛み砕くことができる歯があるけれど、
私はあなたを噛まないようにしているということを。

8.Before you scold me for being uncooperative obstinate or lazy,
ask yourself if something might be bothering me.
Perhaps I'm not getting the right food
or I've been out in the sun too long or my heart is getting old and weak.

私のことを言うことをきかない、頑固だ、怠け者だとしかる前に
私がそうなる原因が何かないかとあなた自身考えてみて下さい。
適切な食餌をあげなかったのでは?
日中太陽が照りつけている外に長時間放置していたのかも?
心臓が年をとるにつれて弱ってはいないだろうか?などと

9.Take care of me when I get old ; you, too, will grow old.

私が年をとってもどうか世話をして下さい。あなたも同じように年をとるのです。

10.Go with me on difficult journeys.
Never say, "I can't bear to watch it ." or " Let it happen in my absence."
Everything is easier for me if you are there.
Remember I love you.

最期の旅立ちの時には、そばにいて私を見送ってください。
「見ているのがつらいから」とか「私のいないところで逝かせてあげて」
なんて言わないでほしいのです。
あなたがそばにいてくれるだけで、
私にはどんなことでも安らかに受け入れられます。
そして.....どうか忘れないで下さい。
私があなたを愛していることを。

Author Unknown
作者不明

The Ten Commandments of Dog Ownership
犬の飼い主のための十戒

以上が、「犬の十戒」といわれるののですが、
注目すべき点は、作者不明もさることながら、
タイトル原文は、「犬の十戒」ではなく、
「犬の飼い主のための十戒」ということです。
つまり、飼い主への犬と暮らす上での戒めというものです。
犬との生活を送る上での全てが、ここにあります。顔1

犬とくれば、猫ということで、
「猫の十戒」も探してみました。
こちらも、原文と日本語訳を併せてご紹介致します。

猫の十戒

1.Thou shalt not jump onto the keyboard
when thy human is on the modem

汝、人間がモデムを使っているときに、キーボードに飛び乗るなかれ。

2.Thou shalt not pull the phone cord out of the back of the modem.

汝、モデムの後ろ側にある電話線を抜くことなかれ。

3.Thou shalt not unroll all of the toilet paper off the roll.

汝、トイレットペーペーを引っ張り、ロールをむき出しにすることなかれ。

4.Thou shalt not sit in front of the television or monitor
as thou are transparent.

汝、透明ではない為、テレビあるいはモニターの前に座ることなかれ。

5.Thou shalt not projectile vomit from the top of the refrigerator.

汝、冷蔵庫の上に、吐き戻す事なかれ。

6..Thou shalt not walk in on a dinner party
and commence licking thy butt.

汝、ディナーパーティーのときに現われ、顔を洗い始めることなかれ。

7.Thou shalt not lie down with thy butt in thy human's face.    

汝、人間の顔・頭の上に横たわる事なかれ。

8.Thou shalt not leap from great heights onto thy human's genital region.

汝、人間の股間に飛びつくことなかれ。

9.Fast as thou are, thou cannot run through closed doors.   

汝、急ぐ事なかれ、速く走ろうとも、閉まったドアを通り抜けることはできまい。

10.Thou shalt not reset thy human's alarm clock by walking on it.

汝、人間の目覚まし時計の上を踏んで、タイマーをリセットすることなかれ。

11.Thou shalt not climb on the garbage can with the hinged lid,
as thou wilt fall in and trap thyself.

汝、摘みのあるごみ箱の蓋に乗るなかれ、
なぜなら自ら落ちてはまってしまうからである。

12.Thou shalt not jump onto the toilet seat just
as thy human is sitting down.

汝、人間が、まさに腰掛けんとするときに、トイレの便座に飛び乗る事なかれ。

13.Thou shalt not jump onto thy sleeping human's bladder at 4a.m.

汝、眠っている人間の、午前四時の膀胱の真上に飛び乗ることなかれ。

14.Thou shalt realize that the house is not a prison from
which to escape at any opportunity.

汝、いかなる状況でも、家は、逃げ出す刑務所ではないことを悟るべし。

15.Thou shalt not trip thy humans even
if they are walking too slow.

汝、人間がいかに歩みがのろくとも、飛び掛かる事なかれ。

16.Thou shalt not push open the bathroom door
when there are guests in thy house.

汝、客人が入っているときは、トイレのドアを押し開ける事なかれ。

17.Thou shalt remember that thou are a carnivore
and hat houseplants are not meat.

汝、肉食動物であること、植物は肉ではないことを忘れる事なかれ。

18.Thou shalt show remorse when being scolded.
汝、叱られたときには、反省の心を示すべし。

Author Unknown
著者不詳

Cat Commandments(For Henry, the Beloved)
猫の十戒(我が愛するヘンリーへ)

「猫の十戒」のタイトルは、
原文からすると、「猫の戒律」と言う表現になりましょうか.....。
また、十でなく十八も戒めがあり、
「十戒」では無く、「十八戒」になりますね。
飼い主が、ヘンリーという名の猫へ宛てた
「十八の規則」といった感じがし、ユーモアさえあります。顔1

「犬の十戒」は、人間と犬との共存、
そして、互いがパートナーであるということを
人間へ向けた戒めであり、諭しでもあり、
読んでいると、切ない思いを感じさせられます。顔10

「猫の十戒」も、人間と猫との共存ですが、
同じ空間で生活する上で、
最低限のルールを猫へ向けたもので、
読んでいて、微笑ましく思います。顔2

何だか、漫画「ホワッツマイケル」を思い出しました。
猫の日々の、何気ない行動を描いた作品ですが、
それが、頷けるものばかりで、とても面白く、
パパの大好きな漫画でもあります。顔11

「犬の十戒」は、
犬を飼う者にとって、当たり前のことなのですが、
その当たり前が、日々の生活で疎かになることを防ぐ上にも、
毎日、読み返すことによって、
新鮮な気持ちでいられるようにしてくれると思います。若葉マーク


「パパ、ずっと側に居てね!おいら、ずっと側に居るからねっ!」ハート3


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この記事へのコメント
こんばんは~
犬の十戒があるのは、ダニーママさんのブログではじめて知ったのですが、
猫の十戒もあるのですね。
確かに、ワンちゃんの場合は呼んでいると思わず涙が出そうになってしまいますが、
ネコちゃんの場合は思わず微笑んでしまいます。
Posted by るな at 2007年09月10日 00:02
猫の十戒は知ってたの、でも犬の十戒は初めてみたよ
なんかあたいもるなさん同様涙が出そうに(すでに出ちゃってるけど・・)なっちゃったよ
猫ニャンのは笑えるけど、なんか犬しゃんのは切ないよ
なんか読みながら「いるよ!ずっと一緒にいるよ!離れないからね!ずっとずっとそばにいるからねーー」って思ってしまった^^;
ワンチャンいないんだけど・・・・ヾ(;´▽`Aアセアセ
Posted by ここほれにゃ at 2007年09月10日 00:14
ボク、ダニーです。
ボクの母しゃんが、母しゃんの記事をとりあげてくれてありがとう
って、パパさんにお礼を言っておりました。

今日は朝から本を読んで涙をこぼして泣いてました。
なんか、表紙にワンコが載ってる本でした。

母しゃんはボクにとっても優しくしてくれるんです。
今日はやけに「ダー君、ダー君」といってくれます。
ボクはちょっとうれしかったです。
Posted by ダニー at 2007年09月10日 00:17
皆さんと同じく。。。
特に「犬の十戒 10」はダメ(・・、)

子供の頃からマルチーズ、柴犬、ヨークシャーを飼ってた犬派でした。
本当に別れは辛い。思い出しちゃった。・゚・(*ノД`*)・゚・。

現在は実家に猫が居ますけど、飼うと可愛いけど猫はサッパリしてる(^_^;)
不思議とそれが可愛いんです。
逆に、パパさんの実家の犬が飛びついて来て、
ペロペロしてオシッコちびっちゃうのが鬱陶しく感じる程ヾ(゚∇゚*)オイオイ

どちらにせよ、人間を癒してくれる動物達には感謝(^人^)

「ホワッツマイケル」私も読みましたよ~。懐かしい♪

娘が『”IT”(それ)と呼ばれた子』を読んでたばかりなので、
人間の虐待にも通じるものを感じてしまいましたねぇ(-_-)
Posted by mana at 2007年09月10日 10:51
猫の十戒をみて笑ってしまった。
ま、猫はマイペースですからねぇ。
ホワッツマイケルは猫漫画で一番最高だと
思っています。
Posted by みりん at 2007年09月10日 18:45
るなさん、
パパも初めてダニーママさんの記事で見て読んだ時は、
胸が一杯になりました。(;_;)
何も言わずパパの顔を見上げる犬君を見ると、愛おしくて仕方ありません。
猫の十戒は、面白さもありますが、
やはり、猫の行動を制限することが出来る程、
飼い主が、猫の行動を見ているのでしょうね。=^_^=
裏を返せば、それだけ、猫のことを愛しているのでしょうねっ♪
Posted by bigsexy at 2007年09月11日 00:57
ここほれにゃさん、
流石、ニャンコのことには精通してらっしゃいますね!=^_^=
猫の十戒をご存じだとは、素晴らしいです!

犬の十戒は、犬ではなく、飼い主つまり人間への戒めです。
人間が、生き物と暮らす上での戒めと諭しを示したものだと思います。

うちの犬君へ向けて、犬君の十八戒って作れそうです。
例えば、散歩中に、鼻で膝カックンするな!とか、
リードを引き千切りそうな喜びの表現をするな!とか.....。(^_^;)
Posted by bigsexy at 2007年09月11日 01:04
ダニー君、
こちらこそ、記事を使わせて頂き、感謝致します。
ダニーママさんのお気持ち、とてもよく判りますよ!
パパも、犬君にいっぱい話しかけ、
シャンプーで、二度洗いしたり、
フリスビーで遊んだり、
駆けっこしたり、
いろいろしたら、筋肉痛になり、
犬君は、グッタリして、大鼾で寝ていました。(^_^;)

犬君は、名前を呼んでやると、聞こえないフリをしています。
何故だか、ダニー君、判る?
Posted by bigsexy at 2007年09月11日 01:10
manaさん、
ワンコを飼われていたのですね!
マルチーズ、柴犬、ヨークシャー.....。
辛い思いをされた以上に、楽しい思い出が沢山ありますよね♪
だから、こうして彼らのことを振り返ることが出来、思い出せるのです。
パパも、子供の頃から、犬二匹に続き、猫四匹を送りました.....。
どれも、悲しく寂しかったですが、
楽しい思い出が持てるからこそ、一緒に過ごしたことが宝となりました。
万物に対し、愛を注ぐことは不可欠ですね!(^_^)b

ホワッツマイケルのレコード針のネタが、一番好きです。
何を隠そう、パパもその被害にあったことがあります!(=^..^=)
Posted by bigsexy at 2007年09月11日 01:31
みりんさん、
パパも猫の十戒を読みながら、笑ってしましました♪
でも、飼い主さんの、ニャンコに注ぐ愛情が溢れています。
それだけ、ニャンコを見ているのですね!
まさに、ホワッツマイケルのネタと同じ類です。(笑)
パパも、この漫画、大好きで、全巻持っていますよ〜♪(^ヘ^)v
Posted by bigsexy at 2007年09月11日 01:34
犬の十戒はなかなか考えるものがありますね。
皆さんがこれを守れば不幸せなわんこも減るというもの。
猫の十戒は、うちのココちゃん若かりしときは破るためにあったようなものでした(~_~;)
でも高齢の現在、それすらおっくうになりつつある彼女を見ると少し寂しいところです。
わんこもにゃん子も元気が一番です。
2番は?
Posted by てる at 2007年09月11日 06:41
てるさん、
そうでしょ!犬の十戒!
これができれば、不幸なワンコは勿論、
人間社会の”いじめ”や”虐待”にだって、関連していると思います。

猫の十戒は、微笑ましいですが、
年を重ねたニャンコの飼い主さんにとっては、
ニャンコとの生活を思い起こすのに役立ちそうですね。

2番は、勿論、飼い主ですよねっ!
Posted by bigsexy at 2007年09月12日 00:46
人から犬へ10の言葉

1 あなたはいつも、私を慰めてくれました。
何が在っても、嘲笑ったりしませんでした。
それがどれだけ私の励みになった事でしょう。

2 私があなたに怒った時も、あなたは私を怒りませんでした。
あなたの理由を聞こうとしなくてごめんなさい。

3 私の都合であなたを振り回してきましたね。
だけどあなたは私について来てくれました。

4 あなたは私を信頼してくれました。
私があなたを信頼していない時さえも。

5 あなたの世界は広がり、私以外も目にすることが出来ましたか。
私はあなたと同じ大きさの世界を見たいのです。

6 私はあなたを愛していました。
だけどあなたはいつも、それ以上の愛で答えてくれました。

7 あなたは決して私を裏切りませんでした。
私が時たまあなたに辛く当たったにも拘らず。

8 あなたは私より早く死んでしまうのでしょう。

9 私はあなたの何倍もの時を生きるのでしょう。

10 笑ってくれますか。
私があなたのそばへ行く、遠い遠い時の先にも。

あなたは私のエゴだと思うかも知れません。
結局のところ私はあなたを理解できたでしょうか。
だけど、これだけは信じて下さい。
私はあなたと暮らせて幸せでした。
Posted by   at 2008年08月21日 11:50
「人から犬へ10の言葉」、
犬への深い愛情、当に、愛犬への感謝の気持ちに溢れていますね。
この「十」を忘れずに、愛犬と暮らして行こうと思います。
ありがとうございました。
Posted by bigsexybigsexy at 2008年08月21日 23:26
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